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できもの・しこりの手術

できもの・しこりの手術

堺市西区の伊谷形成外科・皮フ科クリニックでは、形成外科専門医である院長が手術を担当して、確実な治療効果と美しい仕上がりを両立させた手術を提供しています。
粉瘤(アテローム)、脂肪腫、いぼ、ほくろなど様々なできもの・しこりに対して、それぞれの特性に合わせた最適な手術方法を選択します。手術は局所麻酔で行い、日帰りで受けていただくことが可能です。

当院の手術の特徴

できもの・しこりの豊富な知識・経験

当院では、形成外科と皮膚科の両方の経験を活かして、できもの・しこりの診断から治療まで総合的なアプローチを提供しています。院長は近畿大学病院スキンサージャリ―センターの副センター長を務めた経験があり、良性から悪性まで多種多様な皮膚腫瘍の鑑別と治療に精通しています。

病変に合わせて適切な手術方法を選択

できもの・しこりの種類や状態に応じて、最適な手術方法を選択します。例えば粉瘤では、炎症がない場合は「くり抜き法」を、炎症がある場合は「切開・排膿後の嚢胞摘出」といったように、病変の状態に合わせた治療を行います。

診断から手術、術後ケアまでのサポート

初診時の診断から手術、そして術後のケアまで一貫して同じ医師が担当するため、安心して治療を受けていただけます。土曜日の手術にも対応しており、仕事や学校を休むことなく治療を受けられる環境を整えています。

手術の流れ

1. 初診・カウンセリング

まずは視診・触診による診察を行い、できもの・しこりの性質を判断します。患者様の気になる点やご希望を丁寧にお聞きして、最適な治療方法をご提案します。

 

この段階で不安なことやご質問があれば、遠慮なくお聞きください。手術の方法や術後の経過、傷跡について詳しくご説明します。

2. 術前検査

手術日を決定して、必要に応じて血液検査などを行います。

3. 手術当日

お伝えした日時に当院へご来院ください。

4. 手術

主な手術の方法

■粉瘤(アテローム)の手術

  • くり抜き法:小さな穴から内容物と袋を摘出する方法
  • 切開法:皮膚を切開して袋ごと摘出する方法
  • 炎症性粉瘤の場合:まず切開・排膿を行い、炎症が落ち着いた後に嚢胞壁を摘出

■脂肪腫の手術

  • 皮膚を切開して腫瘍を摘出して、縫合

■いぼ・ほくろの手術

  • 小さなものはCO2(炭酸ガス)レーザーで蒸散
  • 大きなものやレーザーが適さないものは切除して縫合

術後のケア

手術部位を消毒して、保護材を装着します。医師の指示に従った創部のケア方法をお伝えします。その後、問題がなければご帰宅となります。

術後の注意点

  • 当日は激しい運動や入浴(シャワーは医師の指示に従ってください)、飲酒は避けてください
  • 痛みがある場合は処方された鎮痛薬を服用してください
  • 創部を清潔に保ち、指示された通りに消毒を行ってください
  • 異常な痛み、出血、腫れがある場合はすぐにご連絡ください

など

手術のリスクと合併症

どんな手術にもリスクはつきものです。できもの・しこりの手術で起こりうる主なリスクと対策についてご説明します。

出血

手術中や術後に出血が生じることがあります。抗凝固薬を服用中の方や血液凝固異常がある方はリスクが高まりますので、事前にお申し出ください。

感染

術後に創部が感染するリスクがあります。清潔な手術環境と適切な術後ケアでリスクを低減します。必要に応じて予防的に抗生物質を処方することもあります。

傷跡

形成外科的な縫合技術を用いて目立ちにくい傷跡を目指しますが、場合によっては目立つ傷跡が残ることがあります。

再発

特に粉瘤や脂肪腫などでは、完全に摘出できなかった場合に再発することがあります。当院では確実な摘出を心がけていますが、複雑な形状や深部に及ぶ病変では再発のリスクが高まることがあります。

縫合糸膿瘍

皮膚を縫合する際に吸収される糸で埋没縫合(皮膚の表面から見えない)を行うことがあります。まれに糸が炎症で皮膚の表面に露出する事があります。糸は術後数か月以内に吸収されていきますが、それまでの間に傷口が腫れてくる、赤みが出てくるなどの異常があればすぐに来院ください。